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仕事を知る

​会社について

創業30年の老舗足場屋

新陽は、元々大工集団でした。それが、時を経るに従い、足場工事業へと転換していきました。そして、30 年の長きに渡り事業を継続できたのは、顧客が求める施工技術を、当社の職人が提供し続けられたからだと考えています。
現在は、その技術を次世代に引き継ぐべく、若い世代の職人を採用し、育成していくことに注力しています。

戸建住宅足場

戸建住宅足場
(くさび足場を使った

戸建住宅への足場工事)

アパート・マンション用足場

アパート・マンション用足場
(アパート・マンション等
全てに対応した足場工事)

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​業務内容

技術部

​技術部

事務管理部

事務管理部

工事部

​工事部

資材管理部

資材管理部

​技術部

研修風景
作業風景

技術部に所属する人は「職人」と呼ばれ、新築やリフォームの際に必要な「仮設足場」を現場で組み立てたり解体したりする仕事です。住宅工事の場合、2~3人のチームで足場の組立・解体を行います。現場の大きさによって違いますが、1日に1~2つの現場で組立や解体を行います。スポーツでいうところの「選手」の立ち位置で、高品質の足場を安全に効率良く組み立てられるかが求められます。当社での一番の花形部署であり、次のキャリアステップに行くための基本の技術を勉強する場所でもあります。当社では、見習い職人は「子方」、子方を率いて現場責任者を担う職人は「親方」と呼んでいます。

毎日現場に出ていて、仕事時間のうち、80%は体を使った仕事で、残りの20%は現場で施工するための、事務所で行う段取りになります。
しかし、重要度は逆で、段取りが80%を占めています。段取りがきちんとしていればいるほど、現場での作業はただ段取りに従って行動するだけですが、段取りが悪いと、現場で考えたりイレギュラー対応をする必要が出るため、時間も頭も余計に使わなければならなくなります。
いかに段取りをきちんとできるかが足場の技術の部分になります。より建物や足場をイメージする力、どう施工すればクオリティもスピードも上がるか考える力が求められます。
当社では、職人としての1人前になるまでの期間は、最短で6か月、最長で1年6か月と設定しています。
そのため、報酬制度も、入社後6か月までは、見習い期間としての固定報酬制度、1年6か月後は成果報酬制度を適用して、しっかり成果を上げるという責任を負う仕組みになっています。6か月から1年6か月の間は、固定報酬か成果報酬か、本人と会社で相談し、本人のやる気があり、会社が技術的にできると認めれば、成果報酬制度へと移行することができます。

報酬制度

​職人のある一日の流れ

7:00
8:00
9:00
12:00
13:00
16:00
17:00
集合・準備
集合・準備

朝の集合時間は7時です。少し早いですが、現場作業開始9時に合わせて動きます。積み込みが終了したら、現場に向かいます。集合したら、現場に持っていく材料を積み込みします。この準備が、1~2時間程で、8時までを目安に積み込みします。

移動
移動

現場に移動します。現場に向かう途中でコンビニに寄り、朝ごはんや飲み物を買います(自分で家から持ってくる人もいます)。
当社は東京・神奈川の現場が97%なので、だいたい1時間程の移動になります。

1件目の現場到着
1件目の現場到着

現場に到着したら、まずはトラックの荷ほどきをします。そして、足場を組む場所に養生(ようじょう)をしていきます。養生ができたら、材料を基礎の中に配ります。これを「間配り」と呼び、1時間半くらいで間配りが終わります。

組立
組立

地組みが終わったら、足場の図面通りに水平垂直を取りながら組んでいく「地組み」を行います。地組みは基本的に親方が行い、地組みの上に足場を伸ばしていく「立ち上げ」を1段目は子方一人で、2段目以降は親方と子方で行います。そうして足場を完成させます。

昼休憩・移動
昼休憩・移動

1件目の現場が終わったら、2件目の現場に向かいながら昼食をはさみます。
移動中にコンビニに寄って昼食を取ります。

2件目の現場到着・解体
2件目の現場到着・解体

2件目の現場に到着しました。2件目は足場の解体なので、まずはメッシュシート(工事用のシート)を外して畳んだら、上から順番に解体していきます。解体した材料は足元に溜めておき、タイミングを見てトラックに運んで積み込みます。

2件目の現場終了
2件目の現場終了

2件目の現場が終了したら、現場を掃除して、会社に戻ります。

帰社
帰社

その後事務所に戻り、日報を書いたり、翌日の工程を確認したりして、その日の業務は終了となります。

​工事部

工事部に所属する人は「番頭」と呼ばれ、営業、施工管理、現場管理、職人管理、工程管理の5 つを中心に行う管理職と営業の両方を行う職種です。職人が現場で仕事ができる環境を作ることが仕事となりますので、時にはトラックの軽微な修理等も行う幅広い業務範囲となります。スポーツに例えると「監督」の立ち位置になります。

​営業

営業担当として、工事の窓口を行います。当社では、現場監督の役割と営業の役割を同じ人が行いますので、新規営業もルート営業も工事窓口も一貫して番頭が行います。お客さんから現場の工程が送られてきて、それに対応したり、日程を調整したりします。お客さんによって、電話、メール、LINE、FAX等様々な連絡手段があり、それらに対応して抜け漏れがないように業務を行います。

​施工
管理

職人が組み立てた現場に行き、きちんと施工がされているかチェックします。時には組み立て中の現場に行き、チェックをしたり、現場を手伝うことで足場の品質を担保できるようにしたりしています。

​現場
管理

職人が現場で仕事ができる環境を作る具体的な仕事で、現場調査(現調)や下見と呼びます。具体的には、施工前の現場に行って現場状況を測ってきたり、現場でお客さんの現場監督とどう足場を施工するか打ち合わせしたりします。実際に東京・神奈川の現場を見て回るため、車移動も含めた多くの時間を費やします。

職人
管理

職人とコミュニケーションを取り、調子を聞いたり悩みを聞いたりバカ話をしたり、指導をしたり、時にはプライベートな相談にも乗ります。監督が選手とコミュニケーションを取るイメージに近いです。

​工程
管理

お客さんから来た現場の依頼を、いつどの職人に割り当てるのか、どの職人を組み合わせて行かせるのかを決めます。このスケジュール表を私たちは工程表と呼んでいます。現場の仕事量には波があるため、できるだけ波が大きくならないように調整し、職人がこなせる仕事量の帳を行います。この工程によって、会社の稼ぎも職人の稼ぎも変わってくるため、とても重要な役割です。

上記以外にも、お客さんの開催する工程会議や安全大会などに出席したり、置場を整備したりすることもあります。

​求められるスキル

マルチタスク / お客さんとのコミュニケーション力 / 足場の技術力 / リーダーシップ・マネジメントスキル / 予算管理能力

図面

実際の現調で作成した建物の図面
これを元に職人は足場の設計を行う

実際の工程表

実際の工程表

敷地情報

新築の場合は図面があるため、そこに敷地情報を書き込んでいく
現場の様子がわかるように写真も撮ってくる

指導風景

職人に足場のことを伝達・指導する

事務管理部

事務管理部
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事務管理部では、工事事務、経理、人事、総務、情報システム等のバックオフィス業務を行います。一人が複数の役割を持っていることもあります。
当社のバックオフィスは、最新のサービスを利用して、できるだけ人間がやる業務を減らし、効率化することを目標としています。
この人がいないとわからない、という特定の人に頼るやり方を「属人化」と言います。一方、マニュアルなどを整備して、業務を可視化し、誰にでもできるようにすることを「標準化」と言います。
建設業は最も属人化が進んだ業界の一つです。実は建設業における職人の高齢化が話題になっていますが、表立っては問題視されていませんが、バックオフィス担当者の高齢化もかなり進んでいるように感じます。未だにFAXが多いのもその影響だと思います。建設業のバックオフィスの高齢化は業界全体のデジタル化の流れの大きな障壁となっています。今いる人達がデジタル化に適応するというより、若い世代と一緒になってデジタル化する体制づくりが必要になってきます。デジタル化する中で、業務をできるだけ標準化することで、今まで休みが取れなかった人が、別の人に業務を渡すことができ、休みが取れるようになったり、突発的な休みにも対応できたり、忙しい時に別の担当者が手伝えるような体制を作ることができます。
デジタル化の過程で、既存の業務のやり方とぶつかることも多く、今までのやり方で慣れた人には戸惑うかもしれませんが、これからの時代のバックオフィス業務とはどういったものかを常に考え、効率的に標準化した仕事ができる環境を作っています。

資材管理部

資材置場
運搬風景

資材管理部では、足場工事に必要な材料の管理を行います。主な業務としては下記のものがあります。

・メッシュシートの整理
・部材の増減管理
・部材の在庫管理
・部材の破損状況の管理
・置場の最適配置
・部材の発注

どれもイメージが付かないものばかりだと思います。
足場工事に必要な部材は、一回使ったらそれで終わりではなく、最終的には回収して何回も利用します。そのため、足場の組立工事が多ければ多いほど、置場にある部材は少なくなるので、備蓄(ストックヤード)から部材を出してきます。反対に解体工事が多ければ、現場から置場に部材がたくさん戻ってくるため、ストックヤードに備蓄していかないと、部材の積み下ろしスペースが部材で溢れかえってしまいます。こうした作業を部材の増減と呼んでいます。こうした部材の移動は「ラック」や「カゴ」と呼ばれるケースはフォークリフトを使って運搬します。
また、部材が破損していないかチェックするのもとても大切な仕事で、破損部材を現場で使用してしまうと、事故に繋がってしまうため、破損がないかチェックしたり、現場で職人が破損に気づいたときは、置場内で破損部材コーナーにおいてくれるので、それの修理をしたりします。
その他にも、今置場にはどの部材が何本あるかという在庫管理を行ったり、材料が不足してきたら、購入するかレンタルするかして材料の在庫が切れないようするのも資材管理部の仕事です。
こうした置場全体の管理をするのが資材管理部となっております。

​キャリアステップ

新陽は足場工事の会社です。入社から定年まで約40年間という長い期間を通してのキャリアを考えることが大切だと思っています。
当社は、建設業でよくある「現場の作業員が足りないから募集をしている」という募集ではありません。

当社のミッションである「建設業界の技術を継承する」ために、将来建設業界を支える優秀な経営者・経営幹部になれる人材を募集しています。
もちろん、いきなり経営者を募集するわけでも、経営者になれと言っているわけではありません。経営に必要なものはたくさんあります。リーダーシップ、営業力、マーケティング力、マネジメント能力等。それら一つ一つは一朝一夕に身につくものではなく、一つずつ積み上げていくものです。当社では、一人ひとりに寄り添い、一人ひとりにあったキャリアを共に築いていきたいと考えています。

職人(見習い)
職人(責任者)

当社は技術を売る仕事なので、入社後はまずは職人(技術職)として、現場で技術を磨いてもらいます。いちばん大変な部分ですが、いちばん大事な部分でもあります。この技術力が将来の大きな武器になるので、数ヶ月程度軽くやるというのではなくしっかり行います。​

番頭
(施工管理・営業職)

その次のキャリアは、施工管理・営業職である「番頭」となります。番頭は、職人とはまた別の「マネジメント力」「コミュニケーション力」「交渉力」などのスキルが求められます。育てた職人と連携し、番頭の仕事をこなし、上記のスキルを身につけていきます。

経営幹部

最後は経営です。職人だけでなく、番頭や事務を含めた会社全体の運営、収益まで責任範囲が広がります。従業員と経営陣では、考え方や発想が異なるので、今まで従業員として働いてきた経験をベースに、今度は経営者サイドの視点を持って仕事をします。

以上が当社のキャリアステップとなります。もちろん経営まではいかないで番頭でキャリアをストップしても構いませんし、ずっと職人でも構いません。それぞれのステップにかかる期間は人それぞれなので、個々に合わせたキャリアステップが可能です。

キャリアステップ
会社を知る

会社を知る

環境を知る

​環境を知る

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